フットサルシューズの特徴
フットサルは、足の裏とつま先でボールをコントロールすることの多い競技です。フットサルシューズは、体育館でのフットサル競技に対応した、薄く滑りにくいラバーソールのゲーム用シューズです。ミッドソールの衝撃吸収材を省いて軽く仕上げてあり、ソールは柔らかくできています。素足感覚でボールを扱えるように考慮され、トゥキックなどへの負担軽減のためにつま先部分も補強されています。また、全天候型の人工芝等の屋外コートに対応したフットサルシューズもあります。フットサルシューズを選ぶときは、自分の足にフィットし、プレーするコートに適したものを選ぶようにしましょう。
フットサルシューズの種類
フットサルシューズは、大きく分けると体育館等の室内コート用、人工芝などの屋外コート用があり、ソールに大きな違いが見られます。
<フットサルシューズのソールパターン>
・なみ底(インドアタイプソール):スパイクが無く、平らなソールで2〜3mmの溝がある。体育館、人工芝コートで使用可。ただし、砂がまいてある人工芝や濡れた人工芝では滑るので適さない。足裏の感覚重視の競技者向き。「NON MARKING」と刻印されている。
・人工芝用ソール(ターフソール):スパイク形状になっているタイプ。サッカーシューズに比べると、スパイク丈は短く、柔らかいゴム製である。人工芝でのグリップは抜群で、砂まき人工芝、濡れた人工芝でも滑らない。体育館では使用禁止の場合もある。
・サッカートレーニングタイプソール:足裏に5mmほどのゴム製のスパイクが無数に付いている。砂まき人工芝、濡れた人工芝でのグリップは抜群。但し、普通の人工芝では、ブレーキが利きすぎて、引っかかってしまい足に負担が掛かるので不向き。体育館では使用禁止。
<フットサルシューズのミッドソールの厚さの違い>
・薄い:足裏でのボールの感覚がわかりやすい。足裏の感覚を重視する競技者に適している。クッション性は無いので、足に負担が掛かるため、フットサルシューズの中敷が取れる場合は、クッション性の高い薄いものと入れ替えて使用するとよい。
・厚い:クッション性が高いので、足への負担は軽減される。クッション性を重視する競技者に適している。ソールが厚いため、足裏でのボールの感覚はわかりにくい。
<フットサルシューズのアッパー素材の違い>
・天然皮革:革の種類にもよりますが、天然皮革は伸びる特性があります。そのために、フットサルシューズを選ぶときは、サイズは少しきつめのものにしましょう。使い込むと足になじんできます。素足感覚を求める人、フィット性を重視する競技者向きです。
長所:足になじむ、通気性がある、耐久性がある
短所:型崩れする、水に弱い、高価、手入れに手間がかかる
・人工皮革:天然皮革と違って伸びにくく、足になじむ感覚はあまり得られませんが、試し履きの感覚が長続きすると言えます。フットサルシューズに軽さと耐久性を求める競技者向きです。
長所:型崩れしにくい、水に強い、比較的軽い、安価、手入れが簡単
短所:足になじみにくい、通気性が悪い
・キャンバス地:体育館専用のフットサルシューズに多い素材です。軽くて丈夫、通気性に優れていて、生地が伸びる、吸水性が抜群なのが特徴。
フットサルシューズの選び方
フットサルシューズを選ぶときのポイントは、フィット感です。自分の足にあったシューズを選びましょう。各メーカーによって、甲の高さ、幅の広さ、形状など微妙に違うので、必ず試し履きをしてみることが大切です。また、プレイするコートに適したフットサルシューズを選びましょう。
<フィット感のチェック・試着のポイント>
・つま先:フットサルシューズを履いて立ったときに、足指が自由に動くこと。1.0〜1.5cmほどの余裕が必要です。
・かかと:かかとを浮かしてシューズがずれないもの。かかとをくわえ込むようにフィットすること。メーカーによってかかとの形状(角度)が違うので、要注意。
・甲:足と甲の間が緩いと豆が出来やすく、逆に窮屈だと血行が悪くなり疲れやすくなるので、シューレースで調節できる範囲のフットサルシューズを選ぶこと。
・土踏まず(アーチ):アーチクッションが土踏まずとずれていないこと。ずれていると、土踏まずに摩擦が加わり、疲れやすくなるので注意する。偏平足の人はアーチクッションを外した方がいい場合もある。
<試着の方法>
できればプレー用のソックスを履き、靴紐も結ぶとしっかりチェックできる。片足だけではなく、両足とも試着しましょう。また、片方の足で立ち、全体重をかけた場合、靴底に接している足の面積はかなり広くなります。実際のプレーではジャンプしたり走ったりするために、立っているよりも足には大きな負担がかかります。軸足の方が大きくなる傾向にあるため、フットサルシューズは軸足から履いて確かめるのが良いでしょう。したがって、両方の足で片足立ちをしてチェックしましょう。
<試着するのに適した時間帯>
人間の足は、朝と夕方では0.5〜1.0cmほど大きさが違うといわれています。したがって、一般の靴を購入するときにも言われていることですが、シューズを購入するのは、午後の時間帯が良いでしょう。
フットサルシューズの手入れ方法
フットサルシューズを長持ちさせるためには、日頃の手入れが大切です。素材によって手入れの方法が違ってきます。
<天然皮革の場合>
クリーナーを柔らかい布に少量取り、全体に薄く延ばして汚れを落とした後、新しい布で余分なクリームをふき取り、よく磨きます。泥汚れなど汚れがひどい場合は、汚れた部分を水につけて湿らせてから、革用のシューシャンプー等で汚れを落とします。洗ったあとは、布や紙を中に詰めて型崩れを防ぎ、風通しの良い日陰で乾かし、最後にシュークリームで艶出しをしましょう。
<合成皮革の場合>
柔らかい布で水拭き、あるいは、クリーナーを用いて汚れを落とします。汚れがひどい場合は、シューズを水に浸けてよく湿らせ、汚れを洗い落とします。洗ったあとは、布や紙を中に詰めて型崩れを防ぎ、風通しの良い日陰で乾かし、最後にシュークリームで艶出しをしましょう。
<アウトソールの手入れ方法>
フットサルシューズをしばらく使っていると、グリップ不足を感じることがあります。そのときは、アウトソールの手入れをしましょう。グリップ力を復元させるためには、布を湿らせてアウトソールを濡らし過ぎないように注意しながら汚れを落とします。あとは、クリーナーやシューシャンプーなどを必要に応じて用い汚れを落とせばいいでしょう。
<フットサルシューズが足に合わないときの対処法>
全体的に余裕がある場合:ソックスの2枚重ね履きが良いでしょう。
つま先に余裕がある場合:スキーの防寒用足先キャップを靴先に入れましょう。
幅に余裕がある場合:スキーブーツ用緩衝材を前後の幅広部分に貼ってしまいましょう。
高さに余裕がある場合:甲が低く高さが余ってしまうときは、中敷をシューズの形に合わせて切って入れましょう。
フットサルシューズのブランド
一般的に有名なメーカーとしては、adidas、NIKE、PUMA、asicsなどがあげられます。また、フットサルならではのメーカーもあります。
フットサルシューズのメーカー:agla(アグラ)、アシックス(asics)、アディダス(Adidas)、アンブロ(UMBRO)、カッパ(Kappa)、ガレックス(GALEX)、ダウポンチ(Dalponte)、ディアドラ(deadla)、デスポルチ(desporte)、トッパー(TOPPER)、ナイキ(nike)、ヒュンメル(hummel)、プーマ(PUMA)、フィンタ(FINTA)、ペナルティ(PENALTY)、ミズノ(mizuno)、ルコック(lecoq)、ロット(LOTTO)
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